今ワタシ、片思い中。



「ち、違うの。
先生に頼まれて、プリント持って
来たんだけど、相沢くん倒れてた
からソファーに運んであげたの。
本当にそれだけっ!」

私が必死に莉乃ちゃんの、
誤解を解こうと、説明すると、
莉乃ちゃんはホッとしたような
顔を見せた。


「なんだ。そうなんだっ!
楓ちゃんわざわざありがとねっ!
私も爽ちゃんのお見舞いに来たの。
今から行ってくるね。 」

「うん。
すごくしんどそうだったから
優しく看病してあげてね!」

「わかった。ありがと!」

と言って、莉乃ちゃんは
笑顔で相沢くんの家の中に
入っていった。