夜×裏 -運命のヒト-




悪夢にうなされながら一週間を過した。
おかげさまでまともに寝れていなかったりする。
ちなみに今日は休みをとって育斗と出かける日だ。




「服…どうしよう……。」



クローゼットにしまってある服を見つめながら絶賛悩み中な私…。
制服はやめといたほうが良いよね…。




悩みに悩んだ結果、私は春物のふわふわしたワンピースを着ることにした。
メイクはもちろん薄くした。
しばらくぼーっと家で待っているとインターホンが鳴った。
荷物を持って外へ出ると家の前に黒色で、見るからに高級そうな車があった。




育「おはよう。」



「おはようと言うよりこんにちはですよね。」



育「…そうだな。
それよりほら、乗れよ。」



「えっと…それじゃぁお言葉に甘えて。」



後部座席に乗ると育斗も隣りに乗ってきた。
運転席の方を見るとサングラスをかけたいかにもって感じの人が座っている。


……怖いんですけど。




育「出せ。」




育斗の合図と共に車は発進した。
…のはいいんだけど




「どこへ行くんですか?」



育「未定。
どこ行きてぇ?」



「えっと……これといってないですけど…。」




いきなり聞かれてさっと行きたい所言う人なんていないだろう…。
そう思いながらも考えてみた。



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