出来ちゃった婚…母は自分の親に相談する事も何も出来なかった…
 
あんなに“幸せにする!!”と言っていたのに…
 
それでも母は二人目が欲しかった…二人目が出来たら変わるのではないかと心のどこかで思っていたのだった。
 
しかし二人目は出来なかった…
 
その時母は離婚の二文字が頭をよぎりその為にさらに仕事に励んだ。
 
でもそれがかえって父親の勘に触り母が浮気をしてるんじゃないかと疑い母を必要以上に束縛するようになった…
 
別居し始めた二人だったが父親は毎晩のように母のアパートに行き、
 
“お前と離婚なんかするか!!離婚するならお前の目の前で死んでやる!!”と脅し続けた。
 
しかし母は金も家具も何もいらないから離婚して欲しいと訴えた…そして大きな問題…璃緒をどうするか… 
父親は“お前に璃緒を渡してたまるか!!”と豪語しまだ小さな璃緒を連れ自分の実家に璃緒を連れて帰ったが祖母が“あんな女が産んだ子供なんか面倒みるか!!”そして…