「なぁ、えり」






「今は永斗」







「あ、そうなのか。永斗。本当に復讐するのか?」






「当たり前じゃん。あいつらがあたしの人生を、家族をめちゃくちゃにしたんだから…!!!!!」







「あぁ。そうだよな。じゃあよんだら入ってこいよ」






「うん」






そう言って幸一は先に教室に入った。






さっきは、熱くなりすぎたな……。