ひょっとしたら俺、火傷してるかもしんない訳で。 このジジイ、本当に悪い事したと思ってんの? 触んな。 俺はその馬鹿ジジイを一瞥して、何も言わずにその場を去った。 シャツの煙草の焦げも大した事無く、俺の背中も火傷してないのが、せめてもの救いだった。 .