未熟者の傷跡







そのまま、ゆっくりと、だけど強く床に倒れる。


「海人ーーっ!!」


友達が何人も駆け寄ってくる。

どうやら俺は頭を強く打ったらしいが、意識はしっかりしてるし、特に問題は無いと思う。


「海人、大丈夫か?」

「海人、いくら好きだからってボケッとし過ぎじゃん?」


春馬と凛君が立て続けに声をかけてくる。
…………う、凛君、実は大当たりです。





よっちゃんが俺の顔を見て言った。


「仕方無い、近いうちに連れ出すか。海人が選択取ってないのって、いつ?」

「…は?」


やはり頭を打った後遺症か、よっちゃんの話についていけない。


「俺が海人の話、好きなだけ聞いたげる。ついでに遊んでストレス発散しよ?」









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