「……ごめん。今、親が向こうで待ってるの。行かなきゃいけないから、また今度ね。」 そう言って、校門を 指差す芹川さん。 「…分かった。今度ね。」 そんな感じで、俺は芹川さんと別れた。 ……後で、よっちゃんやユーキに厳しく追求されたのは、言うまでもない。 .