「そうだとしても、これから俺と結婚して俺の船に乗ればもうユーリはミナト盗賊団じゃなく、カムイ海賊団の一員だ。だろ?」 少し屁理屈じみてる気がするけど、どうやらこの人私のことをどうしても乗せたいみたいだ。 だ、だとしても結婚だなんて絶対嫌だ! だったらペットの方がましだわ! ズバッと言ってやりたかったけれど、まぁいつもながらに無理で。 あれよあれよと言う間に私は山を降らせられ、もといた砂浜へと連れてかれていた。 .