ペット化宣言



カムイ海賊団の皆さんにお礼を言って、テントに帰る。
もちろん私の隣は船長さんだ。



でも、久しぶりに会ったというのに船長さんの機嫌は明らかに悪かった。
そのせいで、私や他の団員たちも和気藹々と話せなくなっていた。





「……なんで戻って来たんだ、馬鹿。」

え、私が戻ってきたの怒ってるの?


いやでもさっきは喜んでくれて…たよね?



意味が分からなくて必死に考える。
早く答えろと急かす船長さんに、とにかく何か答えようと口を開いた。




「魔女にお願いしたから……」


そう言うと、なるほどな、と納得していた。






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