誠の桜に止まる蝶~沖田目線~

蝶「うーん・・・うーん・・・・」

何かにうなされている蝶。

僕はそっと頭をなでる。

すると僕の手にすり寄ってきて安心しきった顔になる蝶。

総「そうだ。」

僕はそっと蝶顔から手を離し、その代り首にあるものを付ける。

鈴だ。

蝶「ん・・・」

ちりんっ

蝶が動くたびに涼しげな音が響く。

蝶「総司・・・・?」

総「あ、蝶おはよう。」

蝶「おはよう・・・・ってこれは?」

ちりんっ

首をかしげたことにより可愛らしい音が響く。

総「蝶は子猫みたいだから鈴を付けてみたんだよ。」

蝶「にゃっ!!」

突然のことに驚いて言葉をかんでしまったらしい。

猫みたいな言葉を発す。

総「ほーら。まるでねこみたいでしょ?」