蝶たちが角屋に潜入して1週間がたった。

2人がいない屯所はとても静かで、活気がいつもの半分しかなかった。

土「あいつらがいねえだけで本当に静かになるもんだな。」

近「うむ。二人は屯所の太陽のような存在だからな。」

平「二人とも元気かなあ?ほかの姐さん達にいじめられてねえかな?」

平助の言葉に近藤さんが顔を曇らせる。

近「二人に限ってそんなことはないだろうが・・・・確かに心配だな。よし、今夜様子をみに行ってみるか。」

土「ああ、そうだな。奴らのことがわかるかもしれねえしな。」

新「やっふうううう!!!酒が飲めるぜえ!!!!」

平「あれ、新八お前今夜巡察じゃないっけ?」

新「ああああああああああああ!!!そうだったあああああああ!!!」

絶叫している新八をよそに少し安心して微笑む左之さんがいた。

総「やっぱり沙織が心配ですか左之さん?」

左「そりゃあ心配に決まってんだろ?総司おまえだってそうだろ?」

総「そうですね。それに、久しぶりに顔をみたいですしね。」