部屋にもどり蝶を抱いたまま座る。

蝶「そ、総司降ろしてほしい、なあ・・・・」

すこし困ったようにこちらを見つめる蝶。

僕は構わずにさらに強く抱きしめる。

総「蝶、僕怒っているんだけど?」

蝶「えっ!?わ、私なにかした!?」

慌てたように考え込見始める。

総「蝶、土方さんの熱おでこではかったじゃないか。」

蝶「うん、測ったけど、どうしたの?」

どうやら蝶はそのことは何とも思ってないらしい。

総「はあ、今度からはおでこじゃなくて手でがかってほしいな。」

蝶「え?どうして?」

きょとんとする蝶。

僕は頭に手を回し蝶の唇を奪う。

そして気が済むまで口づけを交わして話す。

蝶「そ、総司、急にずるいよ・・・・・」

顔を真っ赤にして肩で息をしながら頬を膨らませる。

総「だからもしこういうことされたらどうするの?」

蝶「え?誰に?」

総「土方さんにだよ。」

すると何度か瞬きを繰り返す蝶。