誠の桜に止まる蝶~沖田目線~

蝶「ねえ総司?私たちが出会ってもうずいぶんと立つんだね!!」

桜の花弁を掴みながら蝶がことばを紡ぐ。

総「そうだね」

あの頃より大人っぽくなった蝶。

だけど、僕の愛したままの蝶だ。

蝶「なにか変ってしまったことってあるのかな?」

総「きっとね。僕も変わったし」

その言葉に驚いた瞳でこちらを向く。

蝶「なにが変わったの?」

総「蝶に対する思いだよ」

蝶「冷めたとか・・・・・?」

不安げにこちらを見つめる。

そんな蝶のことを抱き上げる。

総「その逆だよ。もっと君に夢中になったってこと」

蝶「っもう///」

総「蝶。これからもずっと愛している。」

蝶「私も総司を愛してるよ」

そして口づける。

穏やかに時は流れる。

だけど、変わらない思いがここにある。

美「お母さま、お父様いくよ!!!」

朧「おいていくよー!?」

蝶「はーい!!」

みんなが僕たちをまってた。

見ると美月は龍王のとなりで、朧は唄ちゃんのとなりで微笑んでいた。

僕と蝶の恋が始まった場所で、また新しい恋が生まれようとしている。

蝶「総司、いきましょ?」

総「そうだね」

僕たちは手をしっかりにぎり歩き出す。

愛しい人の手をこの先も話すことのない様に

しっかりと握って。




~fin~