小春日和。

まさに今日をそう呼ぶのだろう。

私はそんなことを考えながら縁側で微睡んでいた。

心地よい日差しに身を任せ、膝にぬくもりを感じながら

意識を飛ばしかけていた。

ん・・・・・・?

膝にぬくもり?

さっきまでなかったぬくもりに私の意識は現実へと引き戻される。

蝶「・・・・・へ?」

膝を見ると小さな子供が眠っていた。

4,5歳といったところだろうか?

すこし色素の薄い栗茶いろの髪の毛。

白い肌をしている。

男の子かな?

でも女の子にも見える。

私はそんなことを考えながら子供を見つめていた。