誠の桜に止まる蝶~沖田目線~

蝶「だって、だって!!」

沙「なにあきらめようとしてるのよ。」

一斉に沙織の方を向く。

沙「ごめんね、遅くなって。でも、準備はできたわ。」

蝶「え?」

沙「私はこれをしちゃうと癒しの力は使えないから・・・後は蝶、頼んだわよ」

すると沙織はひらりと舞って見せる。

すると大雨が嘘のようにやむ。

新「雨が・・・」

一「そうか、沙織は雨を鎮めることができるのか」

原「でも、雨を鎮めても岩をどかさなければ意味がねえ・・・」

沙「ふふ。押してダメなら?」

蝶「え?」

沙「だから、押してダメなら?」

一「引いてみなか?」

沙「正解♪」

そう言って沙織は思いっきり扇を振りかざす。

すると岩が一つ砕け飛ぶ。