「送信できた…フフッ。ヒナ、今日の夕方って時間あるよね?」
あたしの顔を見て、美琴がニッコリ笑う。
その怪しいスマイルは…いったい?
「実はね、昨日歩夢くんに頼まれたの」
「なにを?」
「わたしとヒナのプリクラを見せたら、歩夢くんの友達がヒナに一目ボレしたんだって!それでその子がヒナに会いたいって言ってるみたい」
「え~っ!?そんなの絶対にヤダッ!」
「ダ~メ!だって、もう歩夢くんにヒナを連れて行くって、さっきメール送っちゃったし」
あたしに決定権すら与えないなんて──・・・
それにいつの間に2人のプリクラを歩夢くんに見せたの?
美琴のことは大好きだけど…時々、こんなふうに自分勝手なところがあるんだ。

