俺は 思ったままのことを、言っただけだったんだけど ヒナはそれに怒ったのか、頬に添えられていた手を払うと 俺を追い越して1人で先を歩いて行く。 「いいから、早く礼拝堂に行こう」 「……冗談じゃねぇのに」 小さな背中に向って、もらした本音。 だけど、残念ながら…それはヒナに届かなかったみたいだ。