スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜


会わなかった間に…キャラ変更しちゃったとか!?


まっ、それも当たり前か。


あれから10年も経ってるんだから。


すぐに『かわいい』とか言っちゃって、女の子にも慣れてるのかな?



───コツンッ



「さっきから、なに考えてんだよ」


あたしに飛んできたのは、ダイちゃんのデコぴん。


「…イテテ。ちょっと、ぼーっとしてただけだし」


「クスッ。ホントかよ。ところで、この中って入れるのか?」


礼拝堂の重たそうな扉をダイちゃんが不思議そうに見つめる。


「まだ鍵は、かかってないから大丈夫だと思うけど」


そうして、ダイちゃんが重たい扉を開いていくと──・・・