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自分の部屋に戻ると、ドレッサーの鏡の前で…すぐにその存在の確認をした。



「……よかったぁ。まだ消えてないや」



何度も“証”に手で触れて、自分の気持ちを確認した。


触れるだけで…ダイちゃんのことでいっぱいになる。


きっと…この証が消えても、この気持ちまで消えるなんてことは絶対にない。


ダイちゃんのことが諦められない。


諦められるはずがないよ。


やっぱり、どうしようもないくらい…ダイちゃんのことが大好きだから。