─────────────・・・ 結局、一睡もできないまま…朝を迎えた。 アイツに寝ていないことがバレないように冷たい水で何度も顔を洗う。 鏡に映る自分の顔をよく見ると、昨夜…あんなことがあったのに俺の顔はなに1つ変わってなかった。 これでいいんだよ。 あとは…早く忘れるだけ。 「……あっ」 その時、ヒナが胸につけてくれた“証”に気づいた。 それに触れると…指先から全身に大好きなヒナを感じる。