部屋の中に入って、すぐ 「ヒナ、俺たち別れよ…」 愛しい人の目をしっかりと見ながら、俺が生きてきた中で…1番悲しい言葉を告げた。 けど、俺の予想してたとおり…ヒナは簡単に納得してはくれない。 だから、俺はもっと残酷な言葉を口にしたんだ。 お前の存在がウザいって──・・・ ヒナ、ゴメンな。つらかっただろ? でも、それを言った俺もすげぇつらかったんだ。