それを理解するのに…どれくらい時間がかかっただろう。 どんなに…見つめても 全然、見つめ返してくれない…大好きな人。 手を伸ばせば…すぐに触れることができる距離にいるのに。 もう2度と触れることも…触れられることもない。 ───バタンッ… 無言のまま、あたしはダイちゃんの部屋を後にした。