「……そんなぁ。どうしたらいいの」 あたしはオロオロするしかできなくて、無意識のうちにダイちゃんの腕を強く握りしめていた。 ダイちゃんの顔を見ても…無言のまま。 なんで、なにも答えてくれないの? しばらくの間、2人の間に長い沈黙が続き… 突然、目の前が真っ暗になるような言葉を耳にした。 「ヒナ、俺たち別れよ…」