「どこにいるの?」 時間が経てば経つほど、不安が大きくなっていき…心が壊れそうになってくる。 「ダイちゃん、早く……」 すると、エレベーターのドアが3階で開き、あたしの瞳が愛しい人をすぐに見つけた。 「あっ、ダイちゃん!」 「……ヒナ」 あたしの存在を見て驚いているダイちゃんと ようやく大好き人を見つけたあたしの視線が…合う。 会いたくてたまらなかった人を見るなり、あたしの体は自動的にダイちゃんのところへ走った。