つーか、俺…しっかりしろよ。 だけど、今の俺は強いフリもできないくらい…すげぇ弱くて。 これ以上…この画面を見ていると 愛しい気持ちと一緒に涙が流れ出しそうだったから…流れないように上を見上げた。 そこには、今にも泣き出しそうな悲しい色の空があるだけだった。 「ヒナ、俺……」