2人で屋上の端にある倉庫の裏まで走って隠れた。
「今の音ってなんだろ?誰か、来たのかなぁ…」
俺の体に密着しままヒナが耳元でヒソヒソ話をする。
「見つかったらどうしよう」
「……ヒナ」
小さな耳に息を吹きかけると──・・・
「うわぁ~なにするの!?」
「さっきの続きがしたいんだけど」
「本気で言ってるの?今の状況をよく考えてみてよ!」
────チュッ
不意打ちのキスは…見事成功。
「ヤダッ。ホントになに考えてるの!」
おっ、このビックリ顔もいいかも!
そう思った俺は自然とヒナの魅惑の唇に吸い込まれていた。
「やめてったら!見つかったら困るでしょ」
「クスッ。残念ながら誰もいねぇよ。とっさの嘘だし。正解は風でドアが閉まった音でした」
では、遠慮なくいただきます。

