「あたしがお兄ちゃんって言ったでしょっ!」 「ふーん…」 光貴くんが意味ありげな表情でダイちゃんを睨む。 「ヒナ、帰るぞ!」 「……うん」 その場所に光貴くんを1人残して、車は学校を後にした。 サイドミラーに映るカレが考えていたことを この時のあたしは気づきもしなかった──・・・