「あたしね……ダイちゃんのことが好き」 自分でもおかしくなるくらい…好きで好きで…どうしようもないくらい ────ダイちゃんのことが大好き。 「俺はお前に昨日、あんな怯えた顔をさせて…ひどいことをしたんだぞ」 「怖かったけど…イヤじゃ…なかったもん」 どこかに消えていっちゃいそうな背中に自分の顔を埋める。 「あたしはどんなダイちゃんだって好きなの。ダイちゃんの…全部が大好きだから」