スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜



ヒナが無防備だから、それに腹が立ったんだ。


はじめは、ただ脅かすだけのつもりだった。


だけど、今…自分でもなにをしているのか…正直わからなくなってる。


やめてやらなきゃ…と思いながらも、衝動が抑えられない。


今度は長くて柔らかい髪の毛をそっと耳にかけ、不安げな耳にキスをした。



「──んっ……」



耳に俺の唇が触れる度に、ヒナが聞いたことがないような声をもらす。



───もっと、それを聞きたくなった。