[ ダイ:side ] 「降りろ…」 ヒナを自分のマンションまで連れて来た。 「ダイちゃん…ここ、どこ?」 相変わらずヒナが無防備な声を出すから、それが俺の怒りを余計に増大させる。 「いいから、早く降りろよ!」 今、俺の中に“冷静”なんて文字は存在しない。 ヒナはわけがわからないって顔をしながらも 車から降りると、俺の後を黙ってついてくる。 そして、エレベーターが3階に着き 「早く中に入れよ!」 細い肩を掴むと、無理やり自分の部屋の中にヒナを入れた。