人混みをかき分けながら、路地裏を急いで目指す。 ヒナ…なんでお前、あんなところについていくんだよ? そんなところについて行ったら、普通はなにされるかぐらいわかるだろ! いろんな想いが頭の中に浮かんでは…消える。 「やっと…着いた。どこにいるんだ?」 2人の姿は見えなくて、さらに奥へと足を進めると…その先で 思わず目を覆いたくなるような光景が──・・・ 「……なにしてんだ」 最悪の場面を目にした俺は、自然と拳に力が入り、気がついた時は怒りで全身が震えていた。