「じゃあ…あたし帰るね。じゃなくて…帰ります」 今さらだけど、敬語を使わなきゃと思って言い直した。 「ああ…」 今、ダイちゃんがなんか言いたそうに見えたけど、気のせいかな? カバンに手帳とペンを入れていると──・・・ 「失礼しま~す」 「あっ!美琴、どうしたの?」 「早川先生もいるっ!ヒナが遅いから迎えに来ちゃった」 美琴がこっちに走って来た。 「2人でなに話してたの~?」 興味津々…といった様子が隠せない美琴が、目をクルクルさせてあたしとダイちゃんの顔を交互に見る。