「なつみ、知り合いなの!?」

「かっこいい!!」

そんな甲高い声が教室に響く。

全く迷惑だ…隣の教室の事を考えようよ…

まあ、確かに涼ちゃんは顔が整っていて、制服の着こなしもうまい。

いまどきの男子って感じだけど

でも涼ちゃんはそんな女子を無視して、まだ私を見ている。

周りの女子がそれに気づくと、私を見て露骨に嫌な顔をされた。…ムカつく

少しの沈黙。口火をきったのは先生。

「涼君の席は、あのツインテールの後ろな。」

ツインテール…

私じゃんっ!!

そういえば私の後ろの席は空いている。

真菜が何かを伝えるかのように口ぱくしてくる























そうだ、あの涼ちゃんだ。

帰ってきたんだ。

私の大好きな涼ちゃんが。

「涼ちゃん…」

その時

なにか頭の中の何かが


プツンと音を立ててくずれたしていった。