『なんで初・・』 「何回も唸るなよ。」 ふと俺の声を遮る声がした。 「だってぇ~・・・」 そう言って剥れる初音の頬を引っ張る・・・男?! しかも何だか親しげ。何なんだ・・・。あの男は・・ って!!俺は何気にしてんだ。 この頃俺は何かとおかしい。特に初音が関わると・・だ。この前はメロンパンを分け与えてもらっている修司に、何故かイラっと来た。 「初音ちゃんの本命~?」 修司の言葉に繭がピクッと動いたのは、自分でも分かった。