【愛羅 side】
そして、次の日・・・土曜がやってきた。

アタシ小花柄のワンピを嫌々身にまとい、
家を出た。

棗に、

『嫌になったらすぐ電話しろ。すぐ迎え
 に行ってやる。』

と言われて。

それがアタシの支えになって・・・

アタシは足を一歩、進めた。