なぜこの姿なのか、脳内回路が働かない
「これ・・・なに。」
今、アタシはなんかもう色々とヤバい服
を来てる。
花柄のミニのワンピを、茶色のなんかあ
みあみなベルトしてて、デニムのなんか
袖のないベストみたいなのを着せられて
る。
そんで、一番の辛いのが、ナチュラルメ
イクでアイロンでストレートヘアじゃな
いこと。マジ辛ぇ・・・。
「うんっ!似合ってるよ!愛羅ちゃん!」
要がニコニコしてそう言ってやがる。
「うん。こうゆう服も愛羅、似合うね。」
カヲルもニコニコしながら言いやがる。
「ね、棗♪」
ドキッ・・・
どう思ってるんだろ・・・。
「・・・別に。」
そう言って、棗はそっぽ向いてタバコを吸
う。
なんか・・・なにそれ。
「ほらほら、愛羅スネないの。」
「スっ・・・スネてないもんっ!!/////」
あっ・・・なんか女みたいな口調にっ・・
・!!
「愛羅ちゃんが女の子っぽくなった・・・!」
「要、アタシは女だ。」
「こらこら。
さぁ、愛羅はこれで涼子さんに会いにいく
んだよ。」
「うぇ?!マジ?!」
「うん。」
うんって・・・。
んなあっさり・・・。
「じゃあ、明日土曜だから、明日ね。」
もう、『うん。』さえもいう気力がなかった。


