ホント棗はデレカシーがない。

「たっく・・・風呂場で疲れた。。。」

「まったくだ。」

「てめぇが始めたんだろ!!」

アタシらは、ひとつになったら普段どう
りになった。

アタシにはそれが一番だ。やっぱり。

「・・・ありがとね。」

「あ、何が?」

「いや・・・色々と・・・ね。」

あぁ…今絶対口端歪んだ・・・。

「・・・別に。」

そう言って、棗はアタシに小さなキスを
した。