【愛羅 side】
「じゃあ、二人に1つだけ質問をするよ。
 それに答えて。」

「わかった。」「・・・。」













「君たちは、愛羅のために死ねる?」












あまりにも真っ白な答えで、アタシはた
だ驚くしかできなかった。

けど、『死ねる?』の“ね”の時点で、

    「おう。」

と答えたヤツがいた。











































       棗だった。