「イマドキの女子ってどんな歌がスキ
  なのかな?」

 う~んと異常なぐらい真面目に考える
アタシ。いい子でしょ((キラン☆


「『僕と君とは、運命の赤い糸も約束の
  指輪もないけれど――――・・・』」


 カヲルが、ポツリと呟いた。

 「いいじゃんそれ!どうしたらそんな
  文出てくんだよ!!」

 ムカついてるアタシを、カヲルはバカ
にしながら、

 「ふと思ったことをかいてみたらどう
  かな?」

 と言った。

 だから、アタシはボーっとしてみた。


 「『・・・肉食いてー。』」


 気がついたらそう言っていた。

 「うーん・・・(汗)もうちょっと心
  をバラ色にしてみたらどうかな?」

 苦笑でそういうカヲル。

 バラ色かぁ・・・。


「『どんなに離れていても、絆で結ばれ
  てるよ・・・。』」


 「おぉ!結構よくね?!」

 「自分で言っといて・・・(汗)」

 また苦笑のカヲル。

 「じゃあそうするよ!サンキュな!」

 アタシはカヲルの部屋から出ていった。