「棗!!棗!!
もう・・・どこほっつきあるいてんだ
アイツは・・・。」
ギターがいなきゃなんにもなんないじゃ
んか・・・!!
「愛羅?」
ふと声が聞こえた。
知ってる声。
嫌いなはずなのに、安心してしまう声。
「来てくれたんだ・・・翼。」
「うん。どうした?まだだろ、出番。」
「うん。棗が・・・いないんだ。まだ。」
「ヤバいじゃん!ケータイで呼べば?」
「アタシらライブの時はケータイ持ち歩
かないんだ。演奏中なっちゃいけないし
・・・。」
4人がほかのやつから電話だのメールだの
かかってこないけど、宣伝メールとか迷惑
メールとかがきたら大変だ。
「じゃあ俺の使う?貸すよ。」
「あ、ゴメン。ありがとう。」
翼のケータイは白っぽいシルバーのケータ
イ。
アタシは棗のケー番を打つ。
プルルルルル...
...ピッ
『あ?』
「あ!棗?アンタいまどこいんだよ!!」
よかった・・・出た。
『てかそれ誰のケータイだよ。』
「え?・・・あ、翼の。早く来てってば!」
『・・・。』
「棗?」
また黙った。
やっぱり棗はズルい。
何を考えてるのか・・・教えてよ。
もう・・・どこほっつきあるいてんだ
アイツは・・・。」
ギターがいなきゃなんにもなんないじゃ
んか・・・!!
「愛羅?」
ふと声が聞こえた。
知ってる声。
嫌いなはずなのに、安心してしまう声。
「来てくれたんだ・・・翼。」
「うん。どうした?まだだろ、出番。」
「うん。棗が・・・いないんだ。まだ。」
「ヤバいじゃん!ケータイで呼べば?」
「アタシらライブの時はケータイ持ち歩
かないんだ。演奏中なっちゃいけないし
・・・。」
4人がほかのやつから電話だのメールだの
かかってこないけど、宣伝メールとか迷惑
メールとかがきたら大変だ。
「じゃあ俺の使う?貸すよ。」
「あ、ゴメン。ありがとう。」
翼のケータイは白っぽいシルバーのケータ
イ。
アタシは棗のケー番を打つ。
プルルルルル...
...ピッ
『あ?』
「あ!棗?アンタいまどこいんだよ!!」
よかった・・・出た。
『てかそれ誰のケータイだよ。』
「え?・・・あ、翼の。早く来てってば!」
『・・・。』
「棗?」
また黙った。
やっぱり棗はズルい。
何を考えてるのか・・・教えてよ。


