俺は屋上への階段をひとつ飛ばしで上り
ながら、タバコに火をつける。

「あ゛ーうめぇ。」

俺は屋上のドアを開けようとすると、
少し隙間ができていた。

「ぁ?」

覗いた。

覗かなければよかった。





寝ている愛羅に、
知らない男がキスをしていた。