今まで歌った中で、ものすごく楽しかっ
た。
アタシ、こんな気持ちよくうたえるんだ。
アタシ・・・歌うことが好きだ。
すると、ふいに視線を感じた。
「・・・ん?」
その人がアタシを見ていた。
「な・・・なに?」
「ぉ・・・」
「ん?」
「お前スゲェよ!!!!!!!」
「へ・・・?///」
「うまいな!お前デビューいけんじゃ
ね?」
「い・・・いや・・・ア・・・アンタ
のギターのがうまかったし・・・。」
「え?!マジかよ?!俺独学でギター
やったんだけどさ。」
独学ってスゴすぎるっしょ・・・。
「俺んち色々あんだけど・・・でもさ、
俺・・・それでもさ・・・
好きなんだ。ギターが。
」


