アタシをベッドに引きずり込んだ。



 「あー・・・。カヲル~?」

 無視。

 「学校遅れるけど~・・・。」

 無視。

 「はよ起きろ、それ(ベース)ぶっ壊すぞ。」

『ベ』の時点でむくっと起き上がるカヲル。

 ・・・よし。

 「わかったよ・・・じゃあ着替えるよ。」

 「わかった。」

 アタシはカヲルの部屋から出ていった。