Devils angelS

「どうしたのかなぁ?」

誰か、アタシの肩に触れた。


ビクッ―――――・・・


「っえ―――――――・・・?」

振り返った。


そこには、数人の柄の悪い男の人がいた。

「悲しいのぉ~?俺も悲しいんだよねぇ」

「俺ら慰めてよ~ぉ(笑)」

「なにいってんだよ(笑)」

瞬時に、“そ~ゆ~人ら”って分かった。

「ちょっと一緒に来てよぉ~♪」

こんな人らは、こんなアタシでも手を出す
のね・・・。

「アタシは・・・やめといたほうがいいで
 すよ。」

「そんなぁ~。つれないなぁ・・・。」

「楽しいこととかきもちい~ことお兄さん
 達としようよぉ♪」

ドラマとかでも見たことあるけど、アタシ
みたいなのも狙うのか・・・。

「ほんといいとこないですから。」

「えぇ~?いい乳してんじゃん♪」

確かに、アタシは遺伝子とかDNAとかで乳
は中学生ではあんまいなさそうなC。

「こんなの・・・どーでもいいです。アタ
 シ・・・もう行きますね。」

アタシは、その人の中から出て行き、裏通
りに入った。