Devils angelS

「愛羅!宿題やったかっ?」

耳障りなババァの声が聞こえる。


チビの頃、ここの家の前に捨てられて数
年が経った。

実の祖母だが、まるで血が繋がってると
は思えない扱いをするババァ。

「うん。したよ。」

「ほら、学校行きな。遅刻するで。」

「・・・うん。」

アタシは、ガラガラと和式の玄関を横に
引いた。