Devils angelS

「いつでも・・・帰ってきていいんだよ
 。」

「なっ・・・!その手には乗んないんだ
 からなっ!!」

バッとその場を立った。

でも雷人は微動だにしなかった。

「愛羅・・・いま一人で寂しいんじゃな
 いの?」

うっ・・・。

「うっさい!!・・・別に棗なんか・・・
 。」

「・・・その強がりが不幸を呼び寄せるん
 だよ。」

「えっ―――――・・・?」





その瞬間、目の前が真っ暗になった。





バカなアタシでも、それぐらいわかる。

むしろ、棗とたくさんしてきた。





       キスだ。