Devils angelS

「・・・なにがよ?」

「・・・。」

・・・意味わかんない。

「・・・明日久しぶりにみんなで合わせよ
 っか。」

そういや最近一人でしか歌ってないなぁ。

コクンと、うつむき気味に顔を赤くして
頷く棗。

「なんか可愛い(笑)」

「?!?!////」

「・・・明日になったら棗の声聞けるよね
 ・・・。」

『たぶん』と小さく口パクで言う。


アタシは、棗に血だらけの理由を聞かない。

言えないことかもしれない。

そんなこと日常茶飯事だ。



でも、今回ばかりは違った。