「そうそう。これ。」

 アタシは楽譜を渡した。

 「俺が創った曲じゃん。」

 「あ、これ棗が創ったんだ。」

 うんとうなずく棗。

 「それで、詩かけなくてさ。」

 「いつものことじゃん。」

 バカにしたようにいう棗。
ハラタツぅぅぅ。

 「アタシ女心わかんないし。」

 「だよな。お前女じゃねーもん。」

 「女だよ!」

 「ホントかよ?」

 「ホントだよ!!」

 「この前あった気ぃしたけど。」

 「ねーよ!!マジで!見るか?!今から
  !!」

 ・・・自らジーンズをさげかけたアタシ
が情けねーよ。。。この時点で女じゃねー
よ。(汗)

 そんで、なぜ棗がそーゆーこというかと
いうと―――ヤってねぇよ!決して!!
 ただ・・・私達4人は、無駄に仲いいし、
カヲルの金で作った馬鹿でかい家だからそ
れと同等の馬鹿でかい風呂だから・・・
 4人で風呂入ってんの。
 だからまー・・・うん。(汗)

 「手伝ってよ。これじゃ日が暮れる。」

 「もう18時。暮れかけ。」

 チッ。アタシもまだまだか。

 「しゃーねーな。わかったよ。」

 私達2人は、19時まで1時間・・・無事一
曲創りあげた。

 明日は月曜で学校。
 今日は早く寝よう。