Devils angelS

アタシは、ただケータイを握りしめて、
震えていた。

「どうしたの・・・?」

滝川涼子は、アタシの肩に触れようとす
る。

「イヤッ!!!触んないでっっ!!」

アタシの顔は涙まるけ。

靴も履かず、アタシは外へ飛び出た。

するとちょうど、棗がバイクでこの豪邸の
目の前にきた。

きっとこのバイクはそこらでパクってきた
モンだろう。

「大丈夫かっっ・・・?!愛羅っ・・・。」

バイクから降りる棗に、アタシは抱きつく。

「うっ・・・うぇっぐ・・・。」

ただ女の人に見られただけなのに・・・。
それだけで、なぜか怖くなった。

すると、滝川一家が中から出てきた。

「ごめんなさい・・・私・・・。」

滝川涼子はそう言うも、反省の色が見えてない
ように見える。

「もう愛羅に近づくな、このアホ共が。」

棗はそう言うと、アタシをバイクの後ろに乗せ
て、国道をぶっ飛ばしていった。