「あ、すみれっ」 「おはよ」 すでに、麻姫と司馬は到着していた。 相変わらず挨拶もなしかい。 「三浦くん、ちょっと遅れるみたい!それにしても、すみれ来ると思わなかったよ」 「まぁたまにはいいかと思っただけ」 「そっか!やっと恋愛する気になったか」 ニヤリと笑った麻姫。 女の子らしいシフォンワンピがよく似合っている。 司馬は、やっぱりオシャレだった。 シャツにベストにチノパン。 スタイルが良ければ、なんでも着こなしてしまう。 司馬を、見ちゃいけない。意味が、ない。